2015年10月4日、日曜日。
大人げない大人たちが大人として大人の戦いを行う日である。
そう、その日は2015年霞探Rの最終戦。
最終戦の朝ミーティング・・・ですが、まずは車上荒らしについて注意勧告!
今回初参加の方々。ようこそ、いらっしゃい!
今回のスタートコールも3戦に続いての親子コール、西澤親子!西澤さんの包帯が痛々しい!
最終戦の商品です!大判振る舞い!!応援していただけるスポンサーの皆様、ありがとうございます!
最終戦1位は元祖外道王、ウメちゃん!今回の写真も受けました!いやまじめに撮ってるんだけどね・・・w
2位は財務大臣中村さん!実績があるポイントでチャターベイト炸裂でした!
3位はこれまたスタッフ、編集長ニッシー!今回一番魚が見えていたのは間違いなくあなたでした!
2015年のAOYも大詰め!上位5名の最終戦の結果は・・・!?
2015年霞探R AOYは、丹氏が獲得!!終わってみれば2位に大きく差をつけての初栄冠!おめでとうございます!!
2015年の霞探Rはこれにて終了!来年の栄冠をつかむのは・・・誰だ!!
前日、ロンドンで行われているラグビーワールドカップの日本VSサモアの試合が、「早く寝ないと霞探Rの集合時間に間に合う時間に起きられないぞ!!」
的な塩梅の時間帯に開始してしまったため、寝るに寝られず、そしてそのまま日本が歴史的な1大会2勝目を挙げたことから、変な興奮具合でさらに寝られなくなってしまった、
という面々は多かったのではないだろうか。
霞探Rの大会前の血気盛んさが、前日の夜のラグビーの盛り上がりによって、霞探Rの猛者たちの釣れる妄想を掻き立てたに違いない。
しかしながら、どんなに血気盛んであっても、今の霞ケ浦水系には実にダークな側面があると言わざるを得ない。
せっかくの霞ケ浦水系における教育的釣り団体である霞探Rの、大会レポートである当文面にこのようなことを書かねばならないということ自体、実に痛恨の極みだ。
前回大会のレポートにも注意喚起のため既報したが、車上荒らし、盗難の発生が異常である。今大会のプラクティスのために来霞していた2名の霞探Rの仲間が、
車上荒らしの被害にあい、クルマのガラスが割られ、中にあった想い出詰まるタックルセットを盗まれるという、人間の所業とは思えぬ被害に遭ってしまった。
霞探Rはここに宣言する。我々は犯人を絶対に許さない。
We “KasutanR” declare that we have zero-tolerance for these criminals.
何の過ちも犯していない、釣りに対して真摯に向き合っている人々が、このような被害に遭い、落胆の最中で今大会を迎えざるを得なくなった。
そしてこの1名の方が最終戦を前に霞探Rの猛者たちに語ったのは、「最終戦。手を抜かず正々堂々と戦おう。」ということ。
さらにもう1名の方も「釣りは絶対にやめない。」と、この犯罪に負けない意思を宣言してくれた。
被害に遭った方々の名はあえて伏せるが、まさに真の霞探R魂である。
本来だと慰めの言葉を掛けねばならないところだが、私たちは彼らに、逆に感謝を申し上げねばならないと考えるのである。
私たちは被害に遭った皆さんを全力で応援・サポートしていきたい。
残念なことに、犯人はまだ捕まっていないようだ。
霞探Rの猛者他、霞ケ浦水系へ来霞されるみなさんにおかれては、是非とも持ち運べる最低限のタックルセットに絞ることや、車の中でも盗難を防げるような対策を打ち、
細心の注意を払っていただくことを希望し、犯人に繋がるような不審な行動を取るものを見かけた折は、犯人検挙のための通報を、
時間を惜しむことなくお願いしたいと思うのである。
さて、気を取り直して。
2015年10月4日という日を改めておさらいしてみよう。
前々日の金曜日、朝方まで非常に強い雨風に見舞われていた関東地方。日本海上に停滞していた970hPa前後の低気圧とそこから伸びる前線によるものだった。
これにより霞ケ浦水系は急激に増水と濁りが入り、おそらく水温も下がったことと思われる。金曜日の午後からは晴れて高気圧の恩恵を受けることとなったが、
おそらくは水門を開放して水位を下げる方向で逆水門調整が行われたのだろう。土曜日から日曜日にかけては急減水が発生。
さらに水温の低下のためか、フォールターンオーバーが起因と思われる、水質の悪化が霞ケ浦水系の大部分で見かけることができるようになっていた。
そして大会当日の日曜日は朝の冷え込みと日中の快晴。
おかっぱりのバスフィッシャーマンにとってはバスの居所を探し当てるのが非常に大変な、「ザ☆バッドコンディション♪」だったのだと言えよう。
エリアは北利根川、鰐川、外浪逆浦。
別の言い方をすれば息栖の北、本湖の南。霞ケ浦や北浦からの流れを吸収し、合流して最下流につなぐエリアである。
さまざまな船舶の往来が常にあり、且つ水流もあるエリアであることから、必ず水が動いているエリア、と言えるだろう。
そしてこのエリア、霞探R以外にもいくつかの団体が同日にトーナメントを開催していたようで、フィッシングプレッシャーは実に高い状況だった、と言わざるを得ず、
バッティングなどもあって、魚がいたとしても口を使うには、通常と比べるとハードルが幾分高い状況であったと考えられるのである。
よって、難易度はA級である。
とはいえ、マイナスな情報ばかりだった訳ではない。
前日のプラクティスで霞探Rの財務大臣、中村氏が超グッドコンディションのバスをキャッチしていたことは既報の通り。
他にも、プラクティスで魚に触れていた者は何人もいたと聞く。ということは、いくら足の速い秋のバスと雖も、百戦錬磨の霞探Rの猛者たちの前に、
既に俎板に乗ってしまった状況に等しいのだ。
朝、空が明るくなってきた5時半前、すでに道の駅いたこに終結していた霞探Rの猛者たちは、いつものように鼻息荒く、
スタートコールを待ったなしの状況で朝のミーティングを迎えた。
そして西澤親子のスタートコール。自慢の息子とともに、ロリシェイクをやりすぎて痛めた右腕を高らかに上げたローリー西澤氏は、
このときすでにイチマルを視界に捉えていたに違いない。
さて、第3戦完了時点のAOYレースのトップ5を確認しておこう。
1位 | 丹竜治 | 184cm |
2位 | 大﨑交規 | 163cm |
3位 | 丸山浩 | 154cm |
4位 | 江頭貴志 | 151cm |
5位 | 高橋英男 | 149cm |
1位 | 丹竜治 | 242cm |
2位 | 大﨑交規 | 200cm |
3位 | 丸山浩 | 190cm |
4位 | 山崎喜八郎 | 184cm |
5位 | 高橋英男 | 183cm |