北浦は嫌いになっても、
霞探Rは嫌いにならないでください!!(死語)
7年目の霞探R、ユイと校長の物語で完結!!

こんな朝焼けの中、2018年霞探R最終戦はスタートします。さあ、最後!頑張って行きましょう!

…っと言うか、皆さん集合早!!集合時間前ですよw

今回のお試し参加の仲村さん親子。いらっしゃいませ!1日楽しんで行ってください。で、来年はメンバーになってくれると嬉しいです!

最終戦のスタートコールは、前回敢闘賞の佐藤舞祐ちゃん。元気にスタート!!

本文にもふれられているトップ6です。果たしてAOYの栄冠は誰に輝くのか!?

最終戦3位のエンボーさん。水の良い流入河川狙いがはまりました。

2位は実力者荒川氏。このコンディションの中最多水揚げを達成!技能賞とのW受賞です!

優勝は、いよいよ来た!内田校長が勝ち取りました!!数々の名言を残す校長!今年も校長の格言に救われたメンバーが多数発生!!

ノースフォークコンポジット社輸入総代理店、株式会社ブルーピークスの堀口社長によるカーボンロッドの製法に関するミニ講習会。こういうイベントも霞探Rならでは!

さあ!いよいよ2018年AOYの発表です。みんなソワソワ、ドキドキが溢れ出てますよ。

2018年霞探RAOYは、高杉氏が獲得!おめでとうございます!!

2018年霞探Rはこれにて終了となります。1年間ありがとうございました。最後に、在りし日のユイをどうぞ!!

霞探Rの7年目の最終戦は平成最後のAOYを決める。そして、7年目最後の霞探Rは、北浦で締めくくりを迎えることとなった。

2018年の霞探R第4戦は、10月7日に開催。10月7日といえば、推理小説の開祖といわれるエドガー・アラン・ポーが亡くなった日にちなみ、「ミステリー記念日」といわれるそうだ。 ミステリー記念日に霞探Rにてバスの居場所を推理し、その推理が正しいことを証明するため、52名の霞探Rの猛者たちは北浦を縦横無尽に走りまわったのである。

霞探Rの7年間の歴史の中においては、最終戦を北浦で迎えたのは今回が初めてである。たいていは春か初夏の時期だったため、10月に北浦戦を開催すること、および秋の北浦を釣りこむこと自体、 霞探Rの猛者達の大半にとっては実に新鮮だったことだろう。

が、しかし。今年の北浦は例年と違い、実に異常な環境が取り巻いていた。

気温の乱高下が原因と思われる、アオコの大量発生、フォールターンオーバーが大会の直近になっても収まることなく、さらに台風24号が前週に直撃。 釣り人だけでなく、当のバスたちにとっても、自身の生息環境に困惑がとどまることを知らない状態だったのではないかと推測される。そして大会当日は台風25号が日本列島をかすめ、 北浦にもその南西の強風が大会の時間中ずっと吹き付けた。前日に土浦で開催されていた、第87回土浦全国花火競技大会が強風により火の粉が観客に降りかかり、途中で大会中止という憂き目を見たことも記憶には新しい。 そして霞探R当日は気温が30℃を超える真夏日。前週の雨による増水、風、気温の急激な上昇という、自然に厳しさを人間にも、バスにもまざまざと見せつけたのだった。

それでも霞探Rの猛者たちには、お構いなしである。道の駅いたこへの集合時間は5:30、受付は6:00開始とアナウンスされていたが、なんとほとんどの猛者たちは5:30には受付を済ませ、 今か今かと暖機運転を開始している状態。年間AOYに絡もうが絡むまいが、要は釣りしたいんだよね。武江氏などは、前日に23時ぐらいまで水辺基盤協会の皆様とBBQを繰り広げ、 帰宅してから気合を入れて髪の毛と眉毛を刈上げ、それでなお朝3時に起きる、という驚きの過ごし方で前夜を過ごしたぐらい。5:31に集合場所に来場した荒川氏は、むしろ一人だけ正しい時間に集合したというのに、 猛者たちから遅刻者扱いされてしまう始末だった。霞探Rの猛者たちを代表し、お詫び申し上げる。ごめんね。

何度も申し上げるが、第4戦は最終戦。最終戦はただの公式戦、というだけでなく、年間のAOYが決定するのである。第3戦までのAOYレースの状況は以下の通り。

1 高杉隼 215cm
2 飯島浩城 210cm
3 北村博志 192cm
4 丸山浩 187cm
4 山崎喜八郎 187cm
6 高橋英男 186cm

ドラマはこの6名が演出。脚本は北浦の神様である。構図としては、逃げる高杉氏に対して追いかける5名。いずれも泣く子も黙る実力者たちであることは言うまでもない。高杉氏は「逃げる」意識ではなく、 「攻める」意識で最終戦に臨む覚悟だと、いい精神状態と言えるだろうが、朝の集合時には既に緊張している様子が見てとれた。

スタートは第3戦敢闘賞の佐藤舞祐ちゃんが高らかにコール。時間通りに集合した荒川氏も共に、北浦の各地へと散っていったのである。

ちなみに、もっちー望月氏によると、前日のプラクティスにおいては全くいい感触はなかったとのこと。武江氏も同様に、ニゴイが4匹釣れたが、バスらしき反応は一切なかったとのこと。 その2週間前までは、私、ニッシー西嶋もプラクティスを敢行したが、クランクベイトもスピナーベイトも、ライトリグも、なんでも一通り釣れた。しかし、大会前週の台風24号、雨と、直前から当日にかけての、 台風25号がとどめを刺し、最後は真夏日の気温上昇がダメ押しと、状況変化が何乗にも掛け合わされて出来上がった環境が、10月7日の北浦であり、前週までにプラクティスを敢行した猛者達からすると、 当日の北浦は完璧なる別の顔をした湖だった。

事実、報告会場に集まった霞探Rの面々は、実に憔悴しきった顔での帰着となったものが多かった。数多くがバイトすら得られず、結果52名の参戦者に対して、 16名のみのウェイインとなったのである。これを「タフコン」と呼ばずして、なんと呼ぼうか。

ハッキリ言って、難しすぎるやろ!!と、誰もが思った。しかし、パターンを見つけることができた者が勝利をつかむ権利を有するのである。 そして『神のイタズラ』とも言うべきこの難解さが、平成最後の霞探R第4戦を締めくくるのに相応しい、歴史的名勝負を生み出したのである。

釣果があった猛者たちのウェイイン報告は、基本的には3種類の報告に分かれた。

まずは時合を捉えることに成功した面々である。霞探Rの大黒柱丹氏によると、口パク根本氏やジッパー石川氏が1本をキャッチした時間帯、大体7:40頃だったらしいが、北浦を広く見てみると、 霞探Rとは関係ないアングラーを含め、5本ほどのキャッチされたバスを見かけたとのこと。風に変化があったタイミングで、バスの食い気が立ったのだろう、との見解である。

第2に、流入河川を攻略した面々である。今回の釣果のほとんどはこのパターンと言って差し支えないだろう。峰岸Jr.氏の42㎝を皮切りに、荒川氏の合計9匹キャッチは、ノーフィッシュの面々を驚愕させるには充分。 急激な気温の上昇は、北浦の季節に夏を呼び寄せたのである。

第3は沖の杭パターン。沖の縦ストについたエビを食うバスがいることを見つけることができた面々は、このバスを釣るためにタックルも合わせてきたそうだ。 ということは、やはり秋も北浦には到来していたのである。

見ておわかりいただけたと思うが、第1のパターンはもちろんそのタイミングが来ることを待ち続ける必要があるが、若干『運』の要素が強い。 第2、第3のパターンはそれに比べてレイク、バスのコンディションを理解し、自ら探すという、能動的な行動を必要とする。そして先に紹介した6名の内、2名が第2のパターン、3名が第3のパターンで、 それぞれ命運を握るバスをキャッチしてきた。この様子には、MAC松村氏も大黒柱丹氏も、猛者たちの一挙手一投足の報告に唸らされたのである。

先に紹介した上位6名の内、ノーフィッシュに華々しく散ったのは、キハチロー氏だった。霞探Rの猛者たちには、「あのキハチロー氏がノーフィッシュ!?」という驚きと、 「あのキハチロー氏がノーフィッシュなのだから、この日の貧果はしょうがない」という安堵感の両方が想いに共存したことだろう。悔しさを噛み締めつつ、キハチロー氏は来期の奮起を誓ったのだ。

第5位のコールは、丸山氏!丸山氏が勝機を見出したのは、沖の杭だった。沖の杭に付いているエビを食うバスを狙い、HPシャッドテールDSをPEライン直結でタックルシステムを組んだ。遠投性能と高感度を両立させ、見事に2本のバスをキャッチ!ただし、19cmと24cmではトップの面々には及ばなかった。AOYレースにいつも上位で絡む丸山氏、このようなタフコンディションの中でキッチリ2本キャッチしてくるのは流石。実にナイスゲームだった。

第4位は、世界の北村氏!「北浦は好きになれない」というボヤキも聞こえてきたが、北村氏の戦略は流入河川。PTD+HPシャッドテールという武器を手に取り、ブラインドで攻略。 同行していたエンボーさんに43cmを目の前でキャッチされ、「自分が釣るはずだったバスが、、、」と、またボヤキ。それでも30cmと32cmをキャッチし、堂々たる年間4位である。 惜しむらくは、年間を通して40cm超のバスが1本もウェイインできなかったこと。来期に向けた課題をクリアするため、既に世界の北村氏は走り出した。

第3位からさらにドラマ演出が劇的になってきた。高杉氏、飯島氏、高橋インパク氏。恐るべきことにこれら3名は、いずれもこの限界ギリギリのシチュエーションにおいて、40cm超のバスをキャッチしてきた。 いろんなタイミングで意識したAOYは、エネルギーにも毒にもなったことだろう。ここから先は時系列を追って順に報告しよう。

まず口火を切ったのは7:30、WBSのBプロとして今年大活躍した飯島氏!季節は夏、と判断して流入河川を攻め、ドライブクロー2インチのダウンショットでキャッチしたのは、 48cmのビッグワン!いきなりルートAOYが拓けてきたのである。あと一本キャッチできれば、かなりAOYは濃厚となる。これはかなり勢い付いたに違いない。

すると今度は高橋インパク氏。3インチワームノーシンカーを駆使して流入河川の川底を這うエビをイミテートしたところ、8:00と8:30、立て続けに32cmと25cmを連続キャッチ! リミットメイクを果たし猛追をかける!ちなみに高橋インパク氏、今回は諸事情によりノープラクティス。つまり、最もニュートラルな状態で北浦のバスと対峙したのである。

すると、高橋インパク氏の勢いは留まることを知らず、10:00に別の流入河川でPTDを食わせた!そのサイズ、なんと46cm!恐るべし、インパク氏!これは分からなくなってきた! そして、互いの釣果状況は知らないまでも、ここまでノーフィッシュの高杉氏。湖岸線をひた走る様子を目撃したが、三方ヶ原で武田信玄に敗れた徳川家康のような表情だったのが印象的。 鬼気迫る、というか、切羽詰まった鬼の形相で、まだまだバスを探していたのである。

帰着時間が脳裏にチラつく11:40、高杉氏がとうとう糸口を発見した。沖の杭に投げたダウンショットに31cmのバスが食らいついたのだ。小さな糸口が、大きな反撃の狼煙となった。 この一年、高杉氏はプライベート釣行含め、ダウンショットしか使わなかったそうだ。内田校長や上原氏といった数々のダウンショットリグの名手が霞探Rには在籍するが、そんな彼らを見て、 自分も一つの武器にするべく取り組んだ努力が、ここで大きな実を結ぼうしている!

そして12:00、ドラマのクライマックスが高杉氏、高橋インパク氏の両名にほぼ同時に訪れた。インパク氏は流入河川にてアバカスシャッドに、高杉氏には沖の杭にてダウンショットリグに、 それぞれに44cmのビッグバスがヒット!北浦の神様は、なんて粋な計らいをしてくれるのだろう。高杉氏に至っては、かつて清水盛三プロが発したあの名言、「12時までゼロやってん」をほぼほぼ再現してしまう、 見事なゲーム展開。最後に12:40にキャッチした17cmは、最後の締めくくりに相応しいバスだったと言えるだろう。

ウェイイン報告会では、これらのドラマが具に報告され、釣れた者も釣れなかった者も、平成最後のAOY決定戦に感動を覚えながら耳を傾けた。そして、ノースフォークコンポジット社輸入総代理店、 株式会社ブルーピークスの堀口社長に立会人となっていただき、霞探R第7代AOYがコールされたのである。

6位 山崎喜八郎 187cm
5位 丸山浩 230cm
4位 北村博志 254cm
3位 飯島浩城 258cm
2位 高橋英男 276cm
AOY 高杉隼 290cm

どよめきと歓声が入り混じった会場では、名勝負を讃える拍手の他、僅かにAOYに及ばずに悔しさを顕にするインパク氏、飯島氏の姿が実に印象的だった。そしてAOYをコールされた高杉氏が、しばらく顔を霞探Rの猛者たちの方に上げられない、嬉しさを噛みしめる様子は、この一年間だけでなく、最終戦のプレッシャーを乗り越えたことを結果を以って実感できた、様々な想いの表れだったのだろう。

何度も言おう。ナイスゲームだった。高杉隼、AOY獲得おめでとう!

報告会、表彰式のあと、特別ゲストの堀口様による、カーボンロッドの製法に関するミニ講習会が開催され、霞探Rはこのようなスポンサー様方に大いなるサポートをいただいて成り立っていることを改めて実感した。

さて、早くも来年の霞探Rに向け、猛者たちは動き出した。新しい時代の霞探Rには何が待っているのだろうか。もう、楽しみで仕方がない。

最後に、霞探Rをご支援くださる関係各位の皆様へ。

2018年の霞探R公式プログラムが、今年も皆様のおかげをもちまして、全て大盛況に完了いたしましたことをご報告申し上げます。 年間の釣果が皆様がマーケットにローンチくださる素晴らしい各製品によるものであることは間違いなく、さらに霞ヶ浦の釣り人としての悦びを与えていただける重要なファクターであることは、 霞探Rのメンバー全てが自覚するものです。

2018年の霞探Rへのご支援、誠にありがとうございました。私どものこのようなご報告ができることを誇りに、そして霞ヶ浦の釣り環境を釣り人の手で守るために、今後も活動して参る所存です。 引き続き、皆様へのご支援に報いることができるよう、できる努力を継続して参ります。

(レポート:ニッシー西嶋)

※今大会、以下の協賛各社、協力各社にサポートいただきました。まことにありがとうございました。

<ご協賛(順不同、敬称略)>
オーナーばり
東亜ストリング株式会社(レグロンライン)
開発クランク
カハラジャパン株式会社
DUO
株式会社スミス
セルフィッシュ
プロズファクトリー
株式会社ラッキークラフト
株式会社サンライン
霞Design
GETNET
メガネのスエナガ
エバーグリーンインターナショナル
TIEMCO
HIDEUP
驀進ルアーデザインズ
Zファクトリー
Boreas
NORIES
Black maria
O.S.P
Molix
NORTH FORK COMPOSITE
NEKO VISION
DRANCKRAZY
DRT(DIVISION RABEL TACKLES)
冒険用品
design KONI
+ROOMS'
BASSFIELD
Sedition
オフィスユーカリ
フラッシュユニオン
ピュアフィッシングジャパン

<ご協力(順不同、敬称略)>
ANGLERS PLAZA 岸波
プロショップ・ケイズ
プロショップ ランカーズ
ビジネスホテルトキワ

<特別協賛(敬称略)>
ゆずの木
石川家