「コイツ、タダモノではないな!?」
新利根川BOAT戦、松村・大塚チームの圧勝劇!!

朝の支度タイム!ボート戦はペア戦なので、なんとなく和気藹々としてますね。

毎度お世話になっている新利根川松屋さん!朝のミーティング中も忙しそうでした。いつも有難うございます!

さあ、スタート!!がんばって行きましょう!!

朝の内はうす曇でちょっと風も強い状況でしたが、時間が経つにつれ晴れ間が出てきて釣り人には釣り易い状況になりました。

Winnerは松村・大塚ペアがGET!!朝からブッシュの奥の奥を探るという激熱テクで大量水揚げ!!技能賞のW受賞となりました。

2位の志賀・北村ペア。こちらもビックフィッシュ賞とのW受賞!あれ、第1戦に続いて志賀さんは2位受賞ですねw

3位は飯島・望月ペア。飯島氏の的確な指示が冴え渡り、3位を獲得。

でもってもう一人のWinner平塚氏!2016年のですけどねw数々の名言を残している平塚氏!また遊びに来てくださいね~。

2018年第ボート戦終了です。第2戦はすぐそこですね!!

平成最期の霞探Rボート戦。
今上の天皇陛下が退位されることが決まり、来年のボート戦は新しい元号の下で開催されることになる。

しかし、霞探Rボート戦の開催目的は、霞探R発足以来首尾一貫して変わっていない。それは平たく言えば、教育である。 すなわち、霞ヶ浦の釣りを理解するには、それがおかっぱり団体であるとしても、ボートの釣りを理解することが必要不可欠であること。 そして、2名同船で1日を過ごすことにより、自分が持っていない技術や知識、考え方を吸収できることである。

今年は13チーム、26名がエントリー。時期はアフター。今年の水中は季節の進行が例年よりも早いことが予想され、ベイトを追いまわすヘルシーな回復バスを狙う猛者達が、 早朝から松屋ボートさんに集結したのである。

霞探Rボート戦とは言っても、ボートに乗って釣りをすること以外、レギュラー戦とのレギュレーションの違いはない。 すなわち、ライブウェルでのキープは行わず、写真でのウェイインを行う。5月27日は言わずもがな、NPO水辺基盤協会が提唱するバス生体移動自粛ルールの期間内である。 霞探Rの大会レギュレーションは、このバス生体移動自粛ルールに則っての開催となるのである。少しでもバスに負担をかけないレギュレーション。 霞探Rの想いは、様々なところに散りばめられているのである。

朝のスタート前、着々とボートの準備が進められていく。 社長による重役出勤と、財布を忘れたウメちゃんによる若干の「不安」はあったが、朝のミーティング時にはエントリーした猛者全員が雁首を揃え、ボートへと乗り込んだ。

大会ではあるが、ボート戦はレギュラー戦ではないことも作用してか、普段よりも和気藹々感が満ち溢れる。 取材に周ったところ、数多くのボートを発見。いずれの船も、会話が多くなされ、それなりに景気の良い釣果の様子が見て取れた。諸々の事情により2年ぶりの参戦となった、 2013年のAOYの"愛妻家"ヒラツカ氏は、ずーっと「釣りたのしー!!」と言っていたらしい。やはり釣りはこうでなくちゃいかん。

先に述べたように、2018年は例年と比べて、水中の季節進行はかなり早いようだ。事実、各チームがキャッチしたバスは、サイズを問わずふっくらとしていて、 コンディションのよいアメフトボールのような形をしている魚が多かった。そういえば、昨今の某大学のアメフト部に端を発した問題で目にするようになった「QBを潰してこい」の「QB」。 これを「クォーターバック」ではなく、「クォリティーバス」と読んだアナタは、もはやホンモノである。

さて、今大会。比較的良い釣果だったとは言えるが、その中でもやはり釣れた数には善し悪しが極端に出た。俗に言う「ピンキリ」というヤツである。藤咲・梅里チームは、 ブルーギルを大量に水揚げしたが、バスのキャッチには至らず。サイトの達人藤咲氏がかけたグッドコンディションのバスは、相棒ウメちゃんが絶妙なタイミングで根掛かりしており、 そのためにロッドワークのコントロールができずにジャンプ一発サヨウナラ。実にモッテナイ。

一方、船上でBABY METALの話題で盛り上がったという根本・小林チームは、下は20cm、上は41cmの合計6本をキャッチ。「例年の新利根川よりも釣れるバスのサイズがいいよね♪」とは、 "口パク"根本氏の談。同じ日の同じエリアでこうも違う結果が出るというのは、実に面白い。

「タフコン」という言葉を使わずとも良い報告が数多くなされた。バスのキャッチに至らなかったチームも、魚には触れており、釣れる大会だったと言えるだろう。 ただし、釣れたチームにもやはりキモがあり、2名同船だからこそのキモの読み合いと議論の末、いずれもバスのキャッチに至っていることがわかるのである。

さて、入賞者の報告へ参ろうぞ。

まずは敢闘賞!三本木親子チーム!息子の京介くんがワイルドハンチのクランキングでバスをキャッチ!いやー、値千金でしょ。 お父さんは息子に釣らせるために、MAC松村氏のガイドを受講してフットコンエレキの操船技術を学び、見事に息子のバスキャッチに至った。 しかし、京介くんのキャストの上手さは皆さんご存知の通り。釣った京介くんはエライ。そしてお父さんの努力も見事に実ったのである。

第3位は飯島・望月チーム!ご本人達は「辛い時間が長かった」と述懐したが、船中4本のバスをキャッチ!もっちー氏によると、「プラクティスは飯島さんに任せました。 ポッパーとカットテールだけ持って来てください、と言われ、大船に乗った、という感じです」と、前日プラクティスを牛久沼で行う暴挙に出るものの、 やはり飯島氏によるプラクティスが奏功した、ということだろう。

第2位は、志賀・北村チーム!楽しく釣りをしたみたいですなぁ。 船中、合計7本のバスをキャッチ!しかも、OSPドライブスティックファットのノーシンカーでキャッチした47cmのバスは、BigFish賞を獲得するというご褒美までついてきた。 キャッチしたバスがほぼ、それぞれ違うルアー、違うリグでキャッチできたようで、バスのコンディションもかなり良いことがわかる釣果を示してくれた、と言えるだろう。

そして、栄えある優勝は、松村・大塚チーム!船中トータル13本キャッチする、という、他の船とは異次元の釣果だった。 MAC松村氏がやたらと釣る大塚氏を見て、「コイツ、タダモノではないな」と感じた、ゲーリーIMO30戦略。これをヒントに、MAC松村氏はドライブスティック3.5インチのノーシンカーにシフトしたところ、 これが爆発。30分に一度、バスをキャッチし続けるという鳩時計のようなペースは、文句なしの技能賞の同時受賞となった。 霞探Rスタッフも、松村プロに対して「技能賞」は失礼に値するか、慎重に議論を重ねたが、この圧倒的な釣果は技能的に秀でているからこそであると結論。 優勝と技能賞のダブル受賞となったのである。

RESULT
優勝 松村・大塚チーム
第2位 志賀・北村チーム
第3位 飯島・望月チーム
敢闘賞 三本木親子チーム
技能賞 松村・大塚チーム
ビッグフィッシュ賞 志賀・北村チーム 47㎝

もう5月も終わり、まもなく梅雨入りである。「エビを食い カバー縦スト 何でもあり」 さあ、今年も楽しい季節の到来である。

(レポート:ニッシー西嶋)

※今大会、以下の協賛各社、協力各社にサポートいただきました。まことにありがとうございました。

<ご協賛(順不同、敬称略)>
オーナーばり
東亜ストリング株式会社(レグロンライン)
開発クランク
カハラジャパン株式会社
DUO
株式会社スミス
セルフィッシュ
プロズファクトリー
株式会社ラッキークラフト
株式会社サンライン
霞Design
GETNET
メガネのスエナガ
エバーグリーンインターナショナル
TIEMCO
HIDEUP
驀進ルアーデザインズ
Zファクトリー
Boreas
NORIES
Black maria
O.S.P
Molix
NORTH FORK COMPOSITE
NEKO VISION
DRANCKRAZY
DRT(DIVISION RABEL TACKLES)
冒険用品
design KONI
+ROOMS'
BASSFIELD
Sedition
オフィスユーカリ
フラッシュユニオン
ピュアフィッシングジャパン

<ご協力(順不同、敬称略)>
ANGLERS PLAZA 岸波
プロショップ・ケイズ
プロショップ ランカーズ
ビジネスホテルトキワ

<特別協賛(敬称略)>
松屋ボート