霞水系で活躍するプロたちが信頼して使用し、残している実績は明らかに価格以上。プロズチューンデヴァイス、ユナイテッドジグ、エキップハイブリッドグレイトといった、言わずと知れた名作に今年、新たにケダマが加わったプロズファクトリー製品。これまでの霞探でも今年からの霞探Rでも数々の結果を残してきており、その実力はすでに実証済みである。2012年度霞探R第2戦においても、プロズファクトリー製品の実力は遺憾なく発揮された。もはや霞水系のバスフィッシングにおいては欠かすことのできないアイテムであると断言しよう。
今回はこれらプロズファクトリー製品によりバスとの出会いを実現することができた2人のアングラーのコメントを紹介する。プロズ製品をどのように使ったかだけでなく、なぜこれらプロズ製品でなくてはならなかったかが語られており、実に興味深いインプレとなっている。今後の皆さんのバスフィッシングの参考にしてほしい。
プロズチューンデヴァイス(Angler's Comment:西澤さん)
11時30分過ぎに風が吹いたタイミングで、バスが浮いてきたのが見えたんです。
ああ、いいタイミングなんだ、と思って、どうにかサイトで釣ってやろうと。
いくつかのワームをノーシンカーで投げてみたのですが、興味は示すものの口を使ってくれるには至らなくて、
プロズチューンデヴァイスに普通にトレーラーワームをつけて、ショルダーにアプローチしてみたんです。しかし、相変わらず口を使ってはくれませんでした。
興味は示してくれているので、もしかするとワームをつけているからシルエットがはっきりしてしまって、警戒されてしまっているんじゃないかと考え、
あえてトレーラーを外してPTDだけでアプローチしてみたところ、疑いもなく口を使ってくれました。
たぶん、ベイトも小さかったので、PTDの小さなシルエットでさらにラバーがいい感じでぼやけさせてくれたのが良かったんじゃないかと思います。
おかげで、第3位とMVPを受賞することができました。ありがとうございました!!
ケダマ(Angler's Comment:竹内さん)
大会前に、自宅の洗面所に水を張って、どんな動きをするのかを見てみたんですよ。するとわかったのは、水になじむとラバーが開くんですが、
毛の部分だけが開かずに残るんです。フットボールのように、動かしているときはラバーが集まって細くなり、ボトムについてちょっと待つとフワっと広がる。
この「ちょっと待つ」間のラバーの自発的な動きが、魚の興味とリアクションを誘うキモじゃないか、と考えました。
大会中は魚を見失っていて、なかなか当たりを拾うこともできなかったので、前回大会で実績があったエリアでケダマを投げてみたんです。
着底してちょっと間を空けて、アクションさせようとすると、魚の反応があって、合わせてみたらすっぽ抜けたんですよ。
せっかくのバイトを取れなくてガッカリして、ちょっとルアーをそのまま放置していたんです。で、ルアーを回収しようとしたら、
また魚が食ってて、バスをキャッチすることができました。
今考えると、最初のバイトも2回目のバイトも、どちらも着底してちょっと待ったときのバイトだったんですよね。
やはりラバーが集まって、着底して、フワッの流れの中でのラバーの自発的な動きが良かったんじゃないかなと思います。
狙い通りの動きでバスを食わせ、キャッチすることができてうれしかったですね。