レポートNo:10
シマノ アルデバラン

霞探R、栄えある第一回WINNERボウジン武江氏からリールインプレッションが届いたのでお送りする。
シマノが誇る、人気の超軽量ベイトリール。ベイトフィネスに最適である事はもちろん、マキモノ系もそつ無くこなす事が武江氏のレポートを読んで頂ければわかると思う。 購入を検討している人は必読してほしい。

アルデバラン
(Angler's Comment:ボウジン武江さん)


1年前、このリール(以下「バラン君」)を手にした時、最初に感じた事は「小っさ!」&「軽っ!」でした。

小型&軽量とくれば「やっぱベイトフィネスでしょ」ということで、当初はセンコー ノーシンカーやPTD 1/16+カットテールなどを投げていましたが、 ラインキャパが3号(12lb)100mと小さな割には巻けること、155gと軽いため1日投げても疲れにくいことなどから、今では主に巻物用として働いてもらっています。

このバラン君ですが、ノーシンカーから1/2のスピナベまで、どんなルアーも快適に飛ばしてくれる、本当に、オールマイティなリールだと思います。 それに、体は小さいけれど、パワーもあります。

去年の夏、フローティングミノーのキャット釣りにはまった時期があったのですが、その時60~70cm級のキャット(通称「ブルヘッド」)を掛けても、問題なく魚を寄せてきてくれました。

あと、サイドプレートがストレスなく開閉でき、風向きやルアーに合わせて、こまめに遠心ブレーキのON/OFFができ、使い勝手が良い!! 個人的には、これは非常に高ポイント。これまで使ってきた遠心ブレーキのリールでは、サイドプレートの開閉に「イラッ」とくることがありましたが、バラン君だと「フラップ起す」→「少し(約1/8回転)回す」→「あとはかるく引っ張り出す」と言う簡単操作。そしてその操作がまたスムーズ。本当にいい感じです。 「遠心ブレーキ = 面倒くさい」という私の思い込みを見事に消してくれました。

「小型軽量」+「オールマイティ」+「パワーフル」+「快適操作」と良いところばかりを書きましたが、不満な点は・・・・・・・今のところ、何にもありません。
今年の初バスをゲットも、バラン君だったし、彼には今年も去年以上の活躍を期待してます。
今年の出来によっては、ご褒美にカスタムパーツなんかも考えているから頑張ってよ。バラン君。

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