
2015年、霞探Rのスポンサーとして新規加入したブランド、「Selffish」。
自分流に、自分の魚を釣るというブランド名そのままに、自分でできるタックルメンテナンスグッズを提供している。
リールメンテナンスサービスも提供しているが、その中でもオイルアップに使用されている「MBO」について、霞探RのWebマスター、エガシラ氏がレポートしてくれた。
シリンジを使ったメンテナンス、思いのほかやりやすいんですよね♪
![]()
![]()
Selffish MBO
(Angler's Comment:江頭 貴志さん)
霞探Rスタッフの江頭です。
今回は編集長ニッシーからたくされた、本年度より霞探Rスポンサー「selffish」のリールメンテオイル”MBO”についてレポートしたいとおもいます。
今回テストに使うリールは’95カルカッタXT・・・かなーり骨董品ですね。
数年前に一度全バラしていますが、やはりそこは年式なりのコンディション。果たしてオイルでどの位フィーリングがかわるのか?!
箱からオイルとシリンジを取り出し、まずは観察。色は割りかし濃い目。粘度はかなりあるっぽいです。箱書きを確認すると「MILSpec(ミルスペック)」認定とあります。
ミルスペックとはアメリカ軍が設けている規格の総称・・・なにか期待が高まりますね。
今回はベアリングに対して注油します。
シリンジの針先をオイルにいれ、シリンジに吸い込みます。ここで多少多めに吸い込み、戻しで量を調整した方がやりやすかったです。
ベアリングの回転部分に針先をあて注油します。注油量は少量で良いのでシリンジピストンの後ろを『トントン』と小突きながらやると量の調整がやりやすいですよ。
余分な油をウェスで拭き取り、割り箸の先を削ったものにセットして回転させ油分をベアリング内部に浸透させます。
注油前は「カラカラ」回っていたベアリングが「スー」とぶれない音に変わりました・・・お、良くなる予感!
早速リールに組み込み、試し巻きをしてみます。
おー、しっとりした回転!今まで金属感があった巻き心地が、一枚ベールに包まれたような巻き心地になりました。軽い・・・と言った感じではなく、回転の軸が「ぴたっと」あった気持ちよさと言えば良いのでしょうか。
これは巻物をやったら気持ちいいですねー。
早速実戦で試してきました。
巻き抵抗が大きいスピナーベイトもスムーズにマキマキできます。
一緒に釣行した霞探Rメンバーのフジサク氏にも試してもらったところ、やはり好印象のコメントが!!MBO・・・キテますね!
しかも、巻いていたシャッドに型の良いバスも反応してくれました!出来過ぎのテストレポートですね。
PS.
現在3回釣行に使用しましたが巻き心地は初期の状態を保っています。あの粘度の高さが耐久性に貢献していると思います。このオイルはオススメです!!
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()