「第2戦を振り返って」
テツジです。
第2戦で素晴らしい釣果をあげた丸山さん、上原御夫婦、大崎さん、松村プロ(以後、「四者」と記載)の釣りに焦点をあて、自分の釣りも振り返りながら
、なぜ四者は第2戦のコンディションにアジャストできたのかを考えてみたいと思います。
注目したのが四者四様のダウンショットリグのアクションです。
丸山さんのリーリングによるズル引き、上原御夫婦の手返し良く撃つフォーリングの釣り、大崎さんの軽めのシンカーによるフワ釣り、
松村プロの重めのシンカーによるリアクションと、ダウンショットリグという共通点の中でそれぞれが異なるアクション、縦と横、というように異なるアプローチ、
異なるワームを使用してバスをキャッチしていました。
ではダウンショットリグのどの要素がバスを惹きつけたのか?私の勝手な推測・分析をしてみたいと思います。
間違っていたらすみませんm(_ _)m 間違っていても、もちろん責任は取りませんけどね。
気になる要素は以下の3点。
1)ルアー操作の仕方。
丸山さんと大崎さんのアクションはボトムを切った横の動き。
上原御夫婦のアクションは縦の動き。
2)使用したルアー。
丸山さんと上原御夫婦と松村プロの使用ワームはHPシャッドテールのような小魚系。
大崎さんの使用ワームは聞きそびれてしまいましたが、おそらくストレート系。
3)ベイトの状況。
この日、水の良いエリアでは、エビの接岸と小魚の群を見かけた。
これらの事を整理すると、第2戦は「中層」に「マッチザベイト」を意識してルアーを通す事が、釣果のキモだったのではないかと考えました。
この日は大部分のエリアは濁りにより沈黙していましたが、水の良いエリアのバスはエサを食いたがっていたのではないかと。
その中には、いろいろなコンディションと嗜好のバスがいて、「マッチザベイト」のルアーを横にも縦にもナチュラルにもリアクションにも
「中層」を「効率良く」通せるダウンショットリグが、その時のグッドコンディションのバスに適していたのではないかと考えました。
私も「マッチザベイト」と「中層」を意識していたものの、3インチセンコーのフォーリングがメインでしたので、
手返しが悪かったなぁと思っています。
次にエリア選択とタイミングについて考察します。
プラクティスの段階で、自信のあるエリアを見つけられなかった私にあった選択肢は、今思えば、ですが、
・濁りが到達する前に釣るか
・濁りが回復した後に釣るか
・濁っていても良い水が流れ出ている水門を釣るか
の3点だったなと。
大﨑さんは、アオコ濁りが達する前にポイントに入って釣っていました。
私はアオコ濁りから逃げるように北上していて、迷いながらモタモタ後手に廻ってしまったので、大﨑さんと同じエリアに入ったのは、
大﨑さんの2時間後。すでにアオコ濁りが掻き混ざってしまって壊滅状態でした。
丸山さん上原御夫婦がバスをキャッチされたエリアは、前日プラの時はアオコ濁りが酷かったため、無し!と思って切り捨てていました。
それが1日にして南風で押し上げられて、アオコ濁りが回復するとは考えもしませんでした。
松村プロは釣れた一本から水門を2.5インチのHPシャッドテールのヘビダンでリアクションが効く事に気付き、残り時間をそれのランガンでやり切って二本目を釣りました。
実は、かく言う私も、のたうち回ってやっとの思いでバスを手にしたのは、なんと水門でした。本湖よりも良い水が流れている水門が良さそうだ、
というところまでは分かったのですが、気持ちがブレてしまい、残り時間を水門だけやり切れませんでした。
こうして第2戦を自分なりに分析してみると、あーすれば良かった、こーすれば良かった、第2戦の朝に戻りたい!と思ってしまいます。
今回の反省を生かせる状況がいつになるか分かりませんが、釣れても釣れなくても、考え続ける事が上達に繋がると信じ、経験を積んでいきたいと思います。