「第3戦を振り返って」
テツジです。
今回は、「ブラインドでグッドコンディションのデカいバスを狙って獲る!」というお題にしました。
私はブラインドの釣りがこの上なく好きなんです。その好きなポイントは、ザ・妄想。
アフターから回復して、夏から秋にかけて、バスはエサを求めて回遊性が強くなると思っています。エサを食っている、
グッドコンディションの魚を釣るためには、回遊しているときにフィーディングするために立ち寄るであろう場所を選ばなければなりません。
もちろん一発で回遊に当たるとは限らないので、タイミングを変えて何度も入り直します。タイミングが合ってグッドコンディションが連続ヒットする時、
狙って獲った感が味わえます。アフターから回復して、夏から秋にかけて、バスはエサを求めて回遊性が強くなると思っています。エサを食っている、
グッドコンディションの魚を釣るためには、回遊しているときにフィーディングするために立ち寄るであろう場所を選ばなければなりません。
もちろん一発で回遊に当たるとは限らないので、タイミングを変えて何度も入り直します。タイミングが合ってグッドコンディションが連続ヒットする時、
狙って獲った感が味わえます。
つまり、重ねに重ねた妄想がバスにたどり着いたとき。その瞬間がたまらなく好きなのです。
さて、霞探R第3戦についての妄想。
秋よりも夏の方がバスの居場所は絞り込み易く、第3戦のエリアでマイゲームを敢行する為に、水通し・シェード・ベイトの夏の好条件を満たしている場所は、
流入河川の橋脚下だと考えました。
プラクティスで、表層を泳ぐバスの群れをうっすら目視出来る流入河川に入った時の事。
フラフラ泳いでいる時は完全無視なので、どうしたら釣れるのか考えました。橋脚付近は他よりも水深がありシェードになっているので、回遊している最中、
ここに入った魚は警戒も薄く、ルアーを食ってくるのでは、と仮説を立てました。
この場所でバスを待ち構え、ここでベイトを食うと信じて、ルアーをアクションさせると食ってきました。
しかも40cmUPを筆頭に3連続ヒット!回遊なので、群れが去った後はパッタリ釣れなくなりました。
これだ!と思った私は、同じ様なシチュエーションの橋脚下をもう一カ所見つけました。
ここでもタイミングが合った時は40cmUPが連発しました。
この釣り方が本番でも機能すれば40cmUPを揃える事が可能な、強烈なパターンなのですが、見つけた橋脚下のポイントは、流れがあって水深が浅く人気エリアの為、
ゲリラ豪雨の後の濁りと人為的プレッシャーで、潰れる可能性と背中合わせでした。そこで、バックアップとしては状況の変化にも強そうな土浦旧港にしました。
大会当日、悪い予感は的中!一カ所目は前々日からのゲリラ豪雨の濁りで壊滅、もう一カ所は他のアングラーが入れ替わり立ち替わりで入れませんでした。
流れ、ベイト、シェードをキーに他の夏場所を探し、周ってみましたが、いずれもダメ。
このままではデコると思った私は、バックアップエリアの旧港へ。
バスが溜まっているエリアを見つけることが出来て、HPシャッドテールで数釣りをしてタイムアップとなりました。
旧港で釣りをしていて面白かったのは、管理釣り場の様な様相があり、ワームやカラーの違いで極端に釣果に差が出たり、
ダウンショットのアクションの違いにより釣れるサイズが変わったりしました。ロリバス師匠のローリー西澤氏とのコラボにより、
10cm台はズル引き、30cm台はフォーリングで釣れる事は分かったのですが、40cm台は釣る事が出来なかったので、居るのか居ないのか、
何に反応するのかは分かりませんでした。
去年も一昨年も40upを2本揃える事が出来、夏は得意な季節だったのですが、今年は残念です。
しかしバックアップエリアで試行錯誤しながらサイズアップ出来たのは、せめてもの収穫でした。
ここからはデカいバスを狙って獲った3名の猛者たちに話を聞く事が出来ました。3名とも、ブラインドでの妄想を答えに繋げた方々です。
まずハマさん。
当日の状況から本湖のドッグエリアに狙いを定めて、一発でビッグフィッシュ賞のバスを獲ってきました。
前日から風向きが南から北東に変わり、少し涼しくなりました。この変化によって本湖では、バスがキャットフィッシュに入れ替わってしまったエリアもありました。
ただでさえこの時期難しい本湖。しかも北東の風で底荒れする南岸の水通しが良くないエリアを、なぜ選んだのかと聞いたところ、
「水通しが悪いから、悪い水と入れ替わらないと思った」とのこと。この時期、この状況なら、ここにデカいバスは居る!
という長年の経験からくるデカバス理論は、とても勉強になりました。
続いてテペさん。
テペさんは実績ピンスポットをパワーゴビーのテキサスリグで入り直す事により、ビッグフィッシュ賞のバスを獲りました。
テペさんはパワーゴビーに絶対的な自信も持ち、これをテキサスリグにする事でテールが持ち上がり、僅かな水流でもテールが動くので、
ステイで食わせたとのこと。一つのワームを使い込んだからこその世界観を熱く語って頂きました。
(こういう話は私の大好物)私もパワーゴビーのテキサスリグを真似しようと思ったのですが、すでに廃盤とのこと。・・・再販求む!
最後にタカハシさん。
大きいのから順にバラしてしまって悔しいとの事ですが、実績場所に狙いを定めて入り直しての5連続ヒットは、回遊を当てたのではないでしょうか。
私もこんな魅力的な釣りがしたかった。
霞探Rは次が最終戦。テツジの部屋も次が最終回。次こそ良い釣りをするぞ!