今回はエバーグリーンインターナショナルのダブルモーションをご紹介する。
このルアー、「霞の剛腕」として名高い蛯原英夫プロプロデュース、且つカスミ水系のみならず日本全国で驚異的な釣果を叩き出し続けていることで有名である。
もちろんおかっぱりでも引っ張りだこなこのルアー、霞探Rのウェイイン報告においても頻繁に聞かれるようになってきた。事実、2014年第2戦においても2名がダブルモーションで釣果を上げている。
今回はプライベート釣行でダブルモーションにより釣果を上げた、「外道賞の男」ウメザト氏にレポートいただいた。またダブルモーションが持つ釣れる特性を、霞探R財務大臣のN村氏に分析いただいた。ぜひ、ご参考あれ。
エバーグリーンインターナショナル ダブルモーション
(Angler's Comment:梅里明宏さん)
今回の釣行は17時30位から1時間くらいでした。場所は地元の野池です。
釣り方としては、ゼロダンでシャローのアシ際をズル引きです。サイズは30センチ弱くらいです。
ワームの動きに関しては、フォール中、手の部分が絡まずにヒラヒラ揺れながらフォールするので、いい感じですし、スイミングさせてもいい感じです。自分がよくこのワームを使う場面は、カバー撃ちをメインで使っています。自分がよく使うリグはゼロダン、テキサス、ラバージクのトレーラーです。
これから先、自分のなかではメインで使うになることは間違いないでしょう。
(Angler's Comment:中村昌広さん)
カスタン金庫番の中村です。
私が、カスタンRにおいて「口パク系ワーム」でお馴染みの蛯原さんプロデュース「ダブルモーション」を好んで使用する理由は3つあります。
まずは水を掻き回す力がずば抜けているところです。マッディーシャローレイクの霞水系では視覚的アピールのルアーの能力は半減します。そこでバスの「側線」を刺激する水押しアピールが不可欠です。ダブルモーションは、その名の通り手と触覚部位から2種類の異なる波動を生み出し、ルアーが着底するまでの短時間でもしっかりアピールしてくれます。多くの人はヘビダンでブルブルってアクションさせますが、超スローなズル引きでもヌメヌメって動きますよ。
二つ目は適応レンジが広いことです。私は単にフォールやズル引きだけで使用していません。その日のバスのポジションやコンディションをサーチする際のパイロットルアーとして、トップ(グラビンバス)、(ミドル)スイミング、(ボトム)ズル引きなどのアクションを織り交ぜていきます。特にオカッパリではロッドの本数が絞られる中、オールマイティーに使えるダブルモーションは有用ですね。
三つ目はやっぱり蛯原さんの実績から裏付けられた信頼性の高さでしょう!ダブルモーションなら絶対釣れる!そう思えることで、余計なルアーローテーションも必要なく、リズム良く釣りができます。これって大事ですよね。ちなみに、私のおすすめカラーはシナモンBLです。先日のカスタンRでもこれで釣りましたし、結構いい思いしていますよ。