レポートNo:30
O.S.P  O.S.PヒップバッグモデルI レポート

釣りにおけるツールは、どのような製品であれアングラーの経験やノウハウが詰め込まれ、実践の場で革新が得られたものが市場にリリースされるわけである。
霞ヶ浦のおかっぱりで育った川村光大郎氏が監修した釣行バッグ。霞ヶ浦で戦う霞探Rの猛者たちにとって純度の高い使いやすさを保証してくれるに違いない。
新世代の実力者フジサク氏も、レポートすべき機能の多さに驚きを隠せないようである。

O.S.P O.S.PヒップバッグモデルI
(Angler's Comment:藤咲 徹さん)


OSPのヒップバックはあのオカッパリのスペシャリスト、川村光大郎さんが監修したということでかなりの期待感がありました!!

まず、最初に見て驚いたのがポケットの数です。大きいポケットから小さなポケットまでいろいろなサイズのポケットがバックの中や外にあり、かなり収納力のあるバックだと思いました。オカッパリ用のバックはルアーやワーム、フックケースや小物類などいろんな物を多く入れたいですし、そのポケットのサイズがフックケースや小物類などをしっかり収めるナイスなサイズ感。この収納力はとても良い感じです。

しかも、フックケースや小物類を入れるフロントポケットのファスナーが止水ファスナーを使っているなど、雨の中の釣行でも躊躇わずに使えるよう考えられています!!昔使っていたバックは雨の中の釣行ごとに中まで浸水し、フックや小物類を乾かさなくてはならず、かなり面倒でしたので、非常にありがたいです!!

収納力が高いバックなので、当然中身をいっぱい入れてしまいます。当たり前ですがその分バックも重くなります。最近のヒップバックは腰に巻くウェストポーチ型のバックが多く、バックの重さがあると移動中にだんだんとずり落ちてしまったのですが、OSPのヒップバックはショルダーストラップが付いていて、肩と腰でバックの重さを分散できるので、ずり落ちる心配もなく快適に移動できます。

腰に巻くベルト部分にも左右に一つずつポケットが付いていて、すぐに使う物を入れておけるのですが、なんとそのポケットにフック剥き出しのまま、ルアーを入れておけます!!
これはポケットの中の生地が樹脂板で覆われているからです。昔、ルアーをズボンの後ろポケットの中に入れたまましゃがんだら、フックカバーが外れたルアーがお尻をフッキングしてしまい大変な思いをした経験があります。 そんな失敗がこのヒップバックにはなく、かなりありがたい設計です!!
ルアーがすぐにチェンジできるので手返しの頻度が上がるので、魚と出逢える確率も上がるでしょう!!

その他にもロッドホルダーやプライヤーホルダーが付いているなど、OSPのヒップバックは魚が釣れない時に『助けてぇ~』と頼れるような、まるでドラえもんの4次元ポケットのように、オカッパリアングラーにとって心強いアイテムと言えます!!

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