
扁平フラットボディはさまざまなメーカーが世に送り出しているが、そのトレンドは全国区になった。
そしてその先駆けとして我々の手元に送り出されていたのが、HIDEUPのスタッガーワイドである。
琵琶湖で生み出されたこのルアーは、すでに霞ケ浦でも実績は充分。年間100日釣行を達成しているBGNタケエ博士が、このスタッガーワイドを実釣レポートしてくれた。
ちなみに不肖ニッシー西嶋、先般生みの親である吉田秀雄さんと直接お話しする機会があり、「スタッガーワイドの形状は、人間ではなくバスが選んだんですよ」
という貴重なお話しもお伺いすることができた。
すでに実績のあるスタッガーワイド、皆さんもこの実績に自らの名を追加していただきたい。
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HIDEUP スタッガーワイド 3.3inch レポート
(Angler's Comment:武江 健二さん)
こんにちは。BGN武江です。
今回はHIDEUPのスタッガーワイド3.3インチをレポートします。
見た目は、丸く扁平なボディーに細目のテールが付いた独特の形をしています。
「どうやって使うんだ?アクションは?リグは何が合うの?ノーシンカーで使える?」と初見はクエスチョンマークのオンパレードだったので、
先ずは霞探R公式HPのスポンサーバナーリンクからHIDEUPの製品紹介ページに移動し、情報収集から始めました。
「リグはノーシンカー、ジグヘッド、ダウンショット、・・・etc」フムフム。
「予測不能なフォールアクション、動きはギルそのもの」この形で?ギル?どういうこと??
「フックのセット方法が超重要」フムフム、針先は完全には貫通させずに埋め込むと。
他に情報は無いかと探していると、別のページにアクション・ムービーがありました。
再生してみると、そこには尻尾を振り振りしながら潜っていく白っぽいギルが…いや、スッタッガーワイド?!(@_@)
「百聞は一見にしかず」とはまさにこのこと。ついさっきまで「??」だった「動きはギルそのもの」という説明について、この動画を見るとその瞬間に解消しました。
「これはやばいでしょ!絶対釣れるよ!」と、すぐに試したくなり、さっそく現場投入しました。
梅雨入り宣言はされたものの晴天が続いた6月某日。場所は霞ヶ浦本湖に流れ込む小規模河川。
対岸の垂直護岸のえぐれにスタッガーワイド3.3インチのテキサスリグをキャストし、動画で見たあのアクションをイメージしながら
(この時「イメ~ジ♪イメ~ジ♪イメージが大切だよ~♪」とブルーハーツの名曲を心の中で歌いましょう。
これ大事です。)リフト&フォールすると、グッと抑え込むような重みが・・・喰ってきたのは45cmのナイスバス!!
扁平ボディーと細目のシャッドテールが生み出すフォール中の絶妙なアクション。
針先が殆ど隠れているので、スナッグレス性も高いです。ミスキャストで葦やブッシュに入り込んだ時も、真っ直ぐゆっくりと引っぱると高い確率でスルッと抜け、
その場にポチャンと落ちてくれます。これがまたバイトチャンスに!!
また、ノーシンカーやライトテキサスなどでは扁平ボディーのおかげで、まるで水切りのように綺麗なスキッピングが決まり、カバーの奥の奥にアプローチできます。
(すっげーうまくなった気分になり、最高に気持ち良いです。)
今では当然1軍入りしていて、しかも安定した打率のクリーンナップになっています。
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