
超愛妻家のヒラツカ氏と言えば、2014年シーズンにおいて、全戦リミットメイクを達成し、年間も2位という超好成績を残すほどの、超実力派霞水系ロコアングラーとして有名である。
2015年は残念ながら全戦出場がかなわず、全戦参戦ができなかったが、その実力のほどは相変わらずで、きっちりとバスを取ってきた。
そんなヒラツカ氏が「ナターシャ」と呼ぶほど溺愛するリーサルウェポンが、Noriesの『3-1/2" ラッテリー ナタテール』である。
まだまだ秘密にしていることはありそうだが、「困ったときのナターシャ」を、テクニシャンな愛妻家ヒラツカ氏が丸裸にしてくれた。
各位、固唾を飲んで熟読いただきたい。
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Nories 3-1/2" ラッテリー ナタテール レポート
(Angler's Comment:平塚 聡さん)
~まえおき~
まずノリーズ「ラッテリー ナタテール」のレポートの前に。。。
このルアーは、間違っても霞水系サンデーアングラーが最初に投げるルアーではありません!
ルアーを「強さ」の尺度であらわすなら、間違いなく最弱に位置付けされます。特にマッディな霞水系でこのルアーから釣りをスタートすると、
後の展開が広がらないでしょう。
~出しどころと特徴~
一方、私が過去にナタテール(愛称ナターシャ)を登場させた場面では、ほぼ『必ず』バスをキャッチしています。
2014年霞探R全4戦を通して唯一フルリミットメイクをした私です(過去の栄光!?)
が、絶対に外せない最終戦で2匹のバスをキャッチしたのも実はこのナターシャです。
では、どんな時に登場してもらうか。
それはボイルやバイトなどで「そこにバスがいる」と確認できたけれど、単なるスローフォールやシェイクなどでは簡単に釣れないときです。
こんなときは短時間で勝負を決めるため、1つのリグ&ルアーで1投ごとに色々試したい。
こんなとき、私のナターシャは
(1)ステイ、シェイク、フォールなどで釣れるのは当然として
(2)こちらから与えるトゥイッチ等のアクションにもレスポンス良く反応し → 色々できる
(3)これらを満たす適度な張りと柔らかさであり、且つ比較的針持ちが良く → 連チャン可
(4)ベイトサイズに合わせてカットしてもワームの_構成[ボディ+テール]が変わらない(重要)
と、私が求める条件を満たしたベストな選択となります。
~使い方と実際のパターン~
リグはマスバリダウンショットで、先端掛けとワッキー掛けの両方で使用。
シンカーはゴム張りのガン玉を使用し、アクションに応じて重さ長さも変えます。ベイトに合わせてワームのサイズ調整も行うなど、
とにかく色々試してバスの反応を探ります。
下記は実際に霞探R中にキャッチしたパターンです。
<2014年10月最終戦:霞本湖水門エビ捕食パターン>
流れ出しのある水門周辺でエビを捕食するバスのボイルを確認。
超セレクティブな状況だったが、サイズもエビに合わせ先端掛けに。
表層に追い詰められるようにトゥイッチすると反応あり、2連続キャッチに成功。
<2015年7月ボート戦:減水時の見えバスパターン>
減水影響でショアのカバーに入れない見えバスを確認。
ただし、水が悪く普通では食わない状況。
ワッキー掛けを中層シェイクして少し追わせた後にスローフォール。
するとボトムに追い詰めたと錯覚したのか、口を使った。
~さいごに~
当然ルアー自体も釣れる力をもっていますが、こちらからもアクションを与えることで、色々とバスの反応を探れるのがナターシャの魅力だと思います。
実は、紹介したパターン以外にも出しどころがあるのですが、機会があれば改めて紹介したいと思います。
PS 田辺プロ
先日は松屋ボートにて快くサイン頂きありがとうございました!
Go for it!楽しみにしています。
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