
バイブレーション、と一言でいうが、本来的な意味は「振動」。すなわち、バイブレーションとは「振動するルアー」のことだ。
巻いても、フォールさせても、シャクっても振動するわけだ。振動しながらフォールすることだけシミーフォールと敢えていうのは、かつてのバイブレーションはフォールでは振動しなかったから、なのかな?
レジデントバイブのレジデントバイブたるレーゾンデートル(存在意義)は、トリニティのHPにある動画を観ると一目瞭然。サトタクさんからは「立ち上がりで食わせる」とあるが、その理由が手に取るようにわかるのである。こんなところこそが、釣果を分けるのだろう。
サトタクさんの霞探R第3戦における実釣報告、サトタクさん自身の心の声とともにご確認あれ。
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Trinity RESIDENT VIB REFLEX 57S
(Angler’s Comment:佐藤 拓治さん)
私がリコメンドするのは、『トリニティ レジエデントバイブ』です。
霞探R the 3rd。
この日は、長い梅雨が明けたと思ったら劇暑の夏が突然やって来た、と思わずにはいられない1日だった。
朝一に入った場所は鰐川。消波ブロックが岸際に入っている水門そば。
サーフェース系ルアーをキャストすると、反応はあるけど乗らず。
(トーナメント中だ、頼むから乗ってくれ〜涙)
上を向いているバスはまだいると信じて、ここでレジデントバイブのプレガスクローカラーをセット。パッケージにシミーフォールが特徴って書いてある。(詳しくは、トリニティのサイトで確認してね)
霞ヶ浦でハードルアーを使ってボトムを取るのは超怖い。
(ロストは財布にも精神的にもキツイよね)
でも、ここは消波ブロック帯。イメージは表層30cm~50cmくらいで勝負。これならあんまり怖くない。
(強がり70%)
キャストして消波ブロックにタッチするまでフォールさせてから巻く。
巻くスピードは早すぎないこと。
表層を引くけど浅すぎないように。
消波ブロックをときどきノックする感じで。
同じレベルを一定スピードで引く。
(以上、心がけ)
数投すると巻き始めた直後にグッとロッドに重みが。サイズは30cmと大きくはないけど狙い通り。
(待ってたやつだ)
シミーフォールで見せて立ち上がりで喰わせられる。とっても良いバイブレーションだ。
気を良くしてそのままキャストし続けたら、今度はガツンと来た。45cmのキャットフィッシュがフォール中にアタックしてきた。
(待ってないやつだww)
良いルアーの欠点は魚が選べないところかな?どんな魚にもきっと魅力的なんだと思う。
消波ブロック帯で釣りをするときは常にラインメンテに気を使う。
(特にキャットを掛けたときは絶対だ)
ラインメンテしている間に日は昇り私の魚は沈んだようだ。今日は、2フィッシュ1バスって感じだったけど、レジデントバイブはロストもせず手元にある。
次の霞探R the 4th(最終戦)でもきっと活躍してくれると信じられるルアーだ。トリニティのレジデントバイブ、一度使ってみてほしい。
巻物が楽しくなること間違いなし。
使用タックル
LURE:トリニティ レジデントバイブ リフレックス57S
ROD :ティムコ フェンウィック テクナGP TF-GP 61CL
LINE:レグロン パワーNYナイロン 14lb
REEL:シマノ アンタレス
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