霞探R

オリンピックイヤーとなる2020年、カスタンRはホームページもリニューアルされ、華々しく開催されるはずが・・・
そう、新型コロナウィルスにより、世界中のすべてのことが変わってしまった・・・そして今期の開催は出来るのか?
・・・・・・・・・・点が長い!そのくらいの間が必要なことを読み取って欲しい(笑)
もしやるならそのやり方は?焦点はそこになったのだが、スタッフのガンバリにより8月2日(日)いよいよ準備万端開催となった。。

今回のエリアはいわゆる霞ヶ浦の下の方。霞ヶ浦本湖南岸と小野川、新利根川などの大規模流入含むバスの多い釣れるエリアだ。 そしてお世話になったのは江戸崎中央公民館。このエリアは毎年夏時期に開催しているのだが、ウエイイン率が非常に高い。それはなぜか。釣れるエリアをみんなが知っていて情報をシェアしているからである。 とはいえ、35名中9名がバスをキャッチできなかった。これこそがバスフィッシングだと思う。いわゆる真っ向勝負に出ると普通にデコるのがこの水域なのであり、抑えの釣りをやるかやらないか、そこに戦略であったり楽しみ方であったりが垣間見れるのである。

今回最も釣れたUSというエリアで複数のバスをキャッチした人は10人、1匹だけキャッチした人は4名であった。 つまり釣った人26人中14人とその半数以上がUSにいたことになる。そのなかで最も釣りまくったのが石川電機の石川氏。娘がJLBAの大会に出るなどバスフィッシング大好き家族は今も活躍中である。 プラクティスから横動きというパターンを見つけバイトを量産した。同じエリアでカツカツの一本とかゼロの終わった人たちはこのことに気づけなかったのだろう・・同じリグでも動かし方次第!ということを実行委員長の丹氏が力説していた。 バスフィッシングは本当に奥が深く恐ろしい。釣れない、ということは改善の余地がある。と教えてくれた石川さんの発見は今後のカスタンに置ける功績となるだろう。

他、気になる釣果を出した面々を紹介しよう。
外道王のウメこと梅里氏はUSエリアにてなんとバス2匹に対してギル42枚とのこと。普通の人なら飽きそうだがこの男は飽きないらしい。しかも毎回フナやらコイやらありえない外道を釣るのがマジで笑える!
財務の中村氏は8時すぎまでに北水路などで23~27cmを4本釣り、最後は大きく移動して46cmで締め!理想的と言える展開で5本をキャッチした。
今回の内容的には一番と思われる結果を出したのがインパク氏。数日間におよぶプラクティスから爆釣エリアを発見しており、朝から1時間ほどで20cm前後を10本釣り、その後は狙いすましたエリアで45cmを2本キャッチ。カスタンではいわゆる子バス以外を2本釣ることが本当に大変なのでそれを毎試合クリアし続け、昨年も年間優勝を成し遂げたという意味では本物の実力者だと言えるだろう。
実力者といえば上原氏。この人も44cm29cm24cmときっちり釣ってきた。この方の場合はスタイルが確立されており、職人とも言える安定感を見せているのがすごい。このスタイルはつまり、その他の釣れそう・・な釣りをやらないということでもあり、そんなあり方を見せてくれるから毎回の釣果が気になる存在でもある。
職人といえば・・サイト職人の藤咲氏。今回はブラインドだったそうだが、47cm32cm19cmを釣ってきた。サイトの釣りをこの水域でやりきってくるのが職人と言われる所以だ。なお、エリアが上原氏と同じなところも興味深い。

ではいよいよの結果発表。賞の決定方法はいわゆるくじ引きです。知っているとは思いますが、念のため。

3位は野田奈で子バスを釣ってアブレを逃れたテツジこと竹内氏。
2位は南水路で極小10cmクラスの子バス2本釣ってきたユウタこと仲村氏。
1位はなんと53cmを釣って昨年最終戦から連勝となったマックこと松村氏。

ここで、私は私だけが知る事実に気がついてしまった!それは、この3人、狙いすまして朝の時間帯に洲の野原の同じエリアにいたのである。 そして私が一番先にプロズミニスピン5g&HPシャッドテール2.5インチで53cmを釣り、その後テツジは私が釣った場所を知らずに攻め(笑)さらにユウタもやってきた。 彼は目の前でプロズチューンディバイス1/16&ドライブビーバー3インチで2匹目となる44cmを私に釣られ・・・そしてこの日、運の塊であった私は「運だけ」残して去って行ったのだ。 その後二人は全く釣れなくなったその場を後にし、爆釣エリアのUSではなく南水路や野田奈川で子バスを釣っていたようなのである・・・そしてこの3人が入賞。 こういう偶然のような何かの運というか流れというかが大会をやるとわかるのが本当に面白いと思う。

ということで、今回のカスタンRは無事終了した。今回ばかりは釣りの内容うんぬんよりも、何と言っても開催できたことに感謝したい。スタッフのみなさんには準備を含めて本当に感謝である。ありがとう!次回は9月6日霞ヶ浦本湖の上の方で開催いたします。みなさんのご参加待っています! でもってこのレポートは・・何年ぶり?の松村がお届けしました。

今大会、以下の協賛各社、協力各社にサポートいただきました。まことにありがとうございました。

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