世に達人と呼ばれる人たちがいる。その定義は様々であろうが、ある分野に関して極限までの高みを目指し、極めた人を表すものである。 霞探Rにも達人がいる。それが第3戦のウィナーでダウンショットリグの達人である上原氏である。 どんなコンディション、どんな場所でも確実にダウンショットリグでバスを手にする氏の釣技は、まさしく「達人の域」・・・。
暑い暑い夏 2023年8月6日(日)に霞ヶ浦、西浦、土浦エリアにて、霞探R第3戦が開催されました。
今年の霞ヶ浦水系は、まとまった雨が降らず、本湖、流入河川はかなり減水しており、エリアをどう攻略するかが、釣果を左右する大会でした。
それでも、皆さん練習に入り、少しでも水位や流れの良い所などを見つけエリアを絞っていたようです。
今回の参加者29名中、ウエインは20名。そのうち、19名が流入河川。
釣果の多かったエリアはやはり土浦方面に集中し、中でも桜川、花室川、高橋川での釣果報告がほとんどでした。その中でも、比較的良型が釣れていたのが高橋川(27~43センチ)。
ほかの川は小バスが多くダウンショット、ノーシンカーが多かったようです。特に10センチ台の魚がほとんどでした。
本湖では、ただ1人小林さんがクランクベイトで31センチを釣りあげ、この1本が今大会のハードベイトでの釣果でした。
自分も良型を求め水門を巡ってもみましたが、良型が来たかと思えばキャットフィッシュ!といった具合でした。
入賞者のエリアと釣果は次の通りです。
3位の松村さんは、桜川、境川、花室川を回り、何度も入り直しタイミングを合わせての釣果でした。
2位の北村さんは、花室川を中心に今回のビッグフィッシュ賞を含む魚を釣り上げました。
1位の上原は、桜川の水門に朝一から入り、ダウンショットとノーシンカーで、全ての魚をここで釣りました。練習で良かったポイントで、練習の大切さを痛感しました。
ビッグフィッシュ賞は北村さんと山崎さんの45センチ。
外道賞は梅里さんのカメでした。
これほどまでに本湖が釣れず、流入河川に集中するとは思いませんでした。
この時期はシェイドと流れの良い場所が肝となりますが、減水のため好ポイントが激減したのでしょうか?本湖は減水でポイントが浅くなり、流入河川の方が釣りやすかったようですね。
大会のゲストとしてはスモールマウスバス、キャットフィッシュ、ブルーギル、ニゴイ、ダントウボウが釣れたと報告されております。
ちなみに「ダントウボウ」この魚、気になりますね。中国、台湾が原産らしいですが、なぜこの魚が日本に…?1978年に入国、霞ヶ浦水系での放流記録はないそうですが、最近よく見かけるのはなぜでしょう。今後の生態系が気になります。
今回のレポート担当は上原でした。