霞探Rには色々な伝説がある・・・。
マーメイド伝説、脇かけ伝説、ユイ伝説・・・その他枚挙に暇がないわけだが、その一つに「優勝請負 TAKE-Eガイドサービス」がある。
優勝をする事が非常に困難な霞探Rにおいて、ガイド利用者の優勝回数が非常に多いと言う・・・。
どうやら今回の優勝にも大きくかかわっているようである。
霞探R県北支部担当石川氏のレポートでその真実を確かめて頂きたい。
霞ヶ浦にこの漢あり!!
前回に引き続き、あの漢との釣行。
そう、TAKE-Eガイドサービス代表の武江隊長。
第2戦では某流入河川でのオカッピン指導で私に40センチオーバーを釣らせ、
今回は本湖のとある水門とゴロタエリアでバッチリだ!と前日の植生浄化設備の草刈しながらの打ち合わせで明言。
心配は朝一番にその水門に先行者が居るか居ないかだけ。
いつもより早めのミーティング&スタートで狙いのポイントへGO!
運よく先行者は無く、ポイントに滑り込んで先ずは名ガイドがポイントの攻め方を解説。
「水門の本湖側をダイキチクランクのブルーバックシャートを巻きマキすればOK」とのこと。
で、水門前を攻める隊長を見守りつつ、私は石積み周りのシャローをプロップペッパーで巻きマキ。
さざ波立つ水面にチリチリ音が響くが無反応。
ダイキチ巻きマキの隊長を見ると、なんとゴリ巻きして見事バスをキャッチ!
プラン通りに仕留めた隊長はご満悦。
(5:30 27cmをキャッチ)
「次は石川さんの順番ねぇ」と水門ポイントを私と交代。
ダイキチクランクは5つほどありましたが、ブルーバックシャートがなく、
カラーとレンジを優先し、ワンエイトSRのブルーバックで矢板の際に沈む石積みに沿ってクランキング。
石積みからの距離やリトリーブスピードを変えながら試すこと数投、ヌゥ~ンと重みを感じてラインが左にスライド。
グイグイ感が無いので「よくある枝掛かりで騙されるヤツ」と思っていたら、途中から生命感が!
私:「武江さん!ネットお願いしまぁす!!」
隊長:「え、マジぃ!!」とランディングにドタバタ。
なんとか無事にネットインして二人で笑いが止まらず。 )^o^( ヤッター
(5:47 38cmをキャッチ)
隊長のプラン通りに釣果請負人を達成し、二人で余裕の朝ごはんを食べながら次の作戦タイム。
第2プランは、これも隊長お得意の3インチファットヤマセンコーでのシャローのゴロタ狙い。
このパターンも昔から隊長に鍛えられているので私も得意。
石積み突堤を挟んで左を隊長が、右を私が狙うとゴツンとナイスバイト!
順番飛ばしで私が釣っちゃいました。
(6:31 44cm)
その後、クランキンで浜やゴロタを探るも反応なし。
再度ヤマセンコーで狙うは、クランキン中に3羽のシラサギが餌を捕っていたシャロー。
落ちパクで気持ち良くラインが走り、フッキングもバッチリで本日3匹目をキャッチ。
またもや順番飛ばし発生(笑)
(7:13 33cm)
課題が3匹エントリーのために「スポンサールアーで釣ると、Bigを釣る!」に変わった私。
隊長のお誘いで次のポイントに移動。
仲間内で「タケ・ドッグ」と呼ばれるほど武江隊長が好きなゴロタエリア。
隊長は反応あれどキャッチに至らず、私は反応すら無し。
雰囲気を変えるために流入河川へ移動。
そこを先行していた「ゆずさん」に声掛けすると、40アップを含む4本を既にキャッチとのこと。流石です!
本湖から良い水が入っている下流部、いい水と濁り水の境目、濁り水の浮きゴミといろいろ攻めるが、反応なし。
隊長と相談し、近くのラーメン一遊さんでランチしながら作戦会議。
隊長は朝一番のエリアに入りなおし、私は古渡エリアでゴロタとウッドカバーが絡むエリアに賭けましたが追加はできませんでした。
ここまでが、私と武江隊長の釣行記。
他のメンバーがどこで釣ってきたのかを振り返ってみると、
先ず目立つのが土浦エリア流入河川。
備前川が9匹、桜川が15匹。サイズは12~50cmで5:30~12:05ですが、時合よりも変化と得意技を絡めて釣った方が多いようです。
本日のBigの50cmはキハチロー氏。
土浦旧港はウッチーが釣った14cm、8:30の1匹のみ。
次が通称ドブを含む小野川エリア
9匹がキャッチされ、サイズは27~45cmとアベレージサイズは大きめで、8:10~12:00と釣れていました。
清明川は1匹で35cm。
最後が本湖エリア。
6匹がキャッチされ、サイズは27~44cm、釣れた時間は5:30~7:13と早い時間が良かったようです。
ウェイン率は31名中18名がキャッチなので6割弱でした。
釣れているルアーは小型ワームが圧倒的に多く、リグはノーシンカーやダウンショット。
ハードルアーは本湖系にクランクベイトと羽モノ、流入系にスピナーベイトと少数。
やはり狙いがピンスポットのため、そこにナチュラルかつ正確なアプローチが要求されるが故の結果かも知れません。
今回は5年ぶり2度目の優勝となりましたが、本湖で40アップを含む3匹をキャッチしての受賞なので最高のパターンでした。
いつも霞ヶ浦の清掃活動や釣りを一緒にしている武江隊長、この漢のおかげで優勝できました。
TAKE-Eガイドサービス、またよろしくお願いします!
そして清明川の水神様、ありがとうございます。
石川智規