2024年の霞探Rも3戦まで終了。例年この時期の大会は釣れ釣れになるのだが、何せこの酷暑続きであり、例年通りの結果が出るか不安であったが、どうやら杞憂に終わったようで一安心のスタッフ連。
その3戦を制したのはTAKE-Eガイドサービス代表の武江氏。今回さすがの幅広い視点のレポートを寄せてくれた。
最終戦、Cのバス70UP2本獲ったら、久々にMVP賞が出るかもしれないっすね(笑)
2024年8月4日、霞探R第3戦が開催されました。
今回のエリアは土浦桜川~霞ヶ浦大橋の西浦北岸、さらには霞ヶ浦大橋から上(北)の東浦一体、しかも流入河川もオッケー。この広大なエリアに加え、連日の猛暑日で灼熱地獄と化した霞ヶ浦に霞探Rの猛者達は一体どのような戦いを挑んだのでしょうか。
日の出前、歩崎公園5時集合時点で気温は約30度。
天気予報は連日の猛暑日&熱中症厳重注意。TV、ラジオでは「不要不急の外出は控えてください」と言っていますが、霞探Rメンバにとってこの日は「必要絶対」なイベント。外すわけにはいきません。
エリア説明や注意事項の連絡があった後、5時半前には第3戦スタート。みんなファーストポイントに向け車を走らせます。「先ずは1本。その後はクーラーのある所へ避難・・・」
そう思っていたのはきっと私だけではなかったはずです。。
……それから約8時間後、帰着場所の霞ケ浦環境科学センタに続々とメンバが戻ってきます。
みんな「何とか生還!」といった様子に「さすがに今日は半分以上がノーフィッシュ?」と思っていましたが、蓋を開けてみると参加者34人中21人がウェイイン(率にすると6割超え)。複数エントリ14名という予想外の釣れ具合。
この時期定番の川で釣った方が多かったですが、水温含めバスクリン風呂と化した本湖で釣ってくる人も多くビックリ。本当にみんな猛者過ぎっす。
では、皆さん一体どういった釣りだったのでしょうか。
先ずは、今回ラッキーだけで優勝させて頂きました私(武江)の釣り。
スタート地点から土浦方面に向かい本湖で釣り開始。太陽の上昇に合わせ体感気温も指数関数的に上昇。そして水もみるみるバスクリン&泡泡化。8時前に本湖を諦め土浦の某河川水門に移動します。
移動後、数投したところで置き竿&水分補給。補給後ロッドを持上げるとラインが張っているような?いないような?リールをグリグリ巻いてみると魚が水切りの石みたいに水面を滑りながら寄ってきました。
最初はギルだと思いましたが足元まできて子バスだと認識。サイズは13cm、いや14cm?「食わせの間が…」と言いたい所ですが、これは完全に「なんか釣れてた」フィッシュ。
その後、約1時間無~の修行タイムが続き、頭がボーっとしてきたところで浮きゴミの隙間に「日陰涼しそうだなぁ」とワームを落とすと、引っ張られているような?いないような?で巻き上げると2本目のバス。こちらも同じく「なんか釣れてた」フィッシュ。
結局最初に釣れた疑惑の14cmが今回のラッキー優勝フィッシュになりました。
今回の教訓「水分補給って大事だね」であります。
続いて第2位の北村さん。
37cm、28cmの2本エントリ。1本目が7時、2本目は灼熱12時半。ルアーはPro’s FactoryのPTDデバイス+OSPのHPシャッドテール、ロッドはNORTH FORK COMPOSITES。
本人コメント「苦手なエリアですが、何とか出せました。楽しい1日ありがとうございました。」
2本とも本湖バス&スポンサータックルなんて恰好良いっす。
第3位はエガちゃんこと江頭さん。
15cmの子バッチ(私より1cmもデカい!)。朝(というには暑すぎる)9時に土浦某河川の水門にてゲット。
本人コメント「〇〇クオリティー」。
この時期、河川+水門は定番ですが、そこにいるのは天才化したスレ子バス君。それを見事仕留めての表彰台。やる~。
ビックフィッシュ賞はジーマーこと飯島君。
朝6時過ぎ、土浦周辺の河川にてOSPドライブクローラー・ノーシンカーで17cm。
その後、大物を求め移動。11時にクランクで今回ビックフィッシュなる49cm。
本人コメント「釣れて良かったです。」
言わずと知れた大物ハンター。今回もしっかり狙ってのビックフィッシュ、流石であります。
敢闘賞・技能賞は峰岸親子。
土浦周辺の河川にて、峰岸パパ(英夫さん)は子バス2本と37cmのナイスバス1本。
本人コメント「やっとまともな1匹を釣りました」
因みに子バスは「桜エビ」というパパ考案Newメソッドでゲット。「常識に囚われず試してみる」それも霞探Rの醍醐味の一つですね。次戦早速パクらさせて頂きます。
峰岸息子(啓介さん)は…圧巻の7本!!
8時半までに10~20cm台を3匹。使用ルアーは「ワームの切れ端」って何それ(笑)。
その後、44、30、30、31cmとナイスフィッシュ4本。使用ルアーはOSPのサイコロラバーとドライブシュリンプ。
本人コメント「いやー、今日は珍しく沢山釣れました。場所見付けた!バイト沢山!」
羨ましい~。近くには居たんだけど私には見付けられなかった(泣)。次戦ストーキングしても良いですか?
外道賞は河田さん。
ニゴイ、ギルでの受賞ですが実はしっかりバスもゲット。6時半にTIEMCO野良ネズミミニで35cm、直後に38cmとこちらもナイスフィッシュ2本。
本人コメント「釣れて良かったです」
2本とも本湖バス。しかもトップ。「本湖でトップ?無い無い」と思い込んでいた自らの浅はかさに涙が出ました。
他にも脱帽の釣りを展開したカス探R実力者の方々。
今や時の人ヤグちゃんこと矢口君。
スタート直後、本湖ペンシルポッパーで38cm。その後、足首を捻り負傷。カス探Rでは不完全燃焼でしたが、後日8/22に開催されたBAC(バサーオールスタークラシック)ワイルドカード霞ヶ浦戦では3匹/4320gのビックウェイトで夢舞台の切符を掴み取りました。
この勢いでBAC本戦もとっちゃえ!!
続いては岩瀬君。
7時に本湖で1本目31cm。その後、土浦付近の川に移動し30cm前後を3本の計4本。
本人コメント「2年ぶり位のウェイインでうれしいです」
ってそんなに久しぶりだった?いつも釣ってくるイメージだったから意外です。
現在、年間暫定7位のサイトマスター藤咲君。
某河川にて4本。サイズアップを狙うものの思い通りにはいかなかった模様。
本人コメント「やらかしましたが、面白かったです。」
4本で「やらかしました」って言ってみて~(笑)
年間暫定6位 高杉君。
河川にて30前後を3本。
本人コメント「ショートバイトの犯人はダントウボウ!」
正体は黒くて菱形の彼でしたか。因みに私は「ダイヤモンド(菱形)バス」と呼んでます(漢字だと「弾頭暴」(←何か強そう))。
年間暫定3位 霞探R代表 松村さん。
今回、土浦周辺の河川で子バスが釣れるのは分かっていたものの土浦を外しデカい魚を探すという自らに枷を設けて挑んだ大会。結果は47.5cmと41.5cmと40Upを2本揃えて見事目標クリア。
本人コメント「楽な釣りはせず、やり切ってデカいのを釣った!記憶に残る釣りでした」。
さすが代表!敢て苦難の道を行く。恰好E~~~。
年間暫定2位 ダンディー上原さん。
圧巻の6本!!河川で5本。5本釣るだけでもすごいのに川だとサイズ頭打ちと判断し本湖でラスト勝負。そして昼過ぎ12時半、遂に本湖で38cmをゲット。
本人コメント「暑かったな~今年も。何とか6本釣れました。良かったです。霞本湖で38cm出ました!!」
バスクリン本湖での狙い処ご教授誠にありがとうございました。目から鱗で「先生」と呼ばせて頂きます。
最後は暫定1位のキハチローこと山崎君。
こちらも圧巻6本!!最大39cm。
本人コメント「暑かった。連れて良かった!!」
報告書には「25cm以下4本でした」とあったけど「小さいのは沢山釣れたんで途中でカウント止めました」と言っていたような…私の空耳?(笑)。いずれにせよ釣りウマ超人間違いなしです。
さて、次戦はいよいよ2024最終戦。
現在、約40cm内に5人と上位は混戦模様。梅ちゃん(暫定10位:-73cm)の大大大大逆転も可能性はゼロではなし。 AOYの行方、目が離せね~。
因みにAOYにかすってもいない私の次戦目標は「Cバス2本。しかも70Up!」です。
以上、レポートは防塵Take-Eこと武江でした。