霞探R

霞ヶ浦は魔力に満ち溢れている。

霞探Rで異質を誇るボート戦が開催された。今回は都合がつかないメンバーが多く、開催が危ぶまれたが、 結果8艇の参加があり無事開催の運びとなった。やってみてスタッフ総意で「やって良かった!」である。
がしかし、今回の大会はちょっと雰囲気が違う・・・何か魔法チックな感覚が漂っていたぞ!
霞ヶ浦にホグワーツ魔法学校が現れたのか!?

5月26日、恒例の霞探Rボート戦が新利根川で開催された。
当日はスッキリとまでは言えないまでも初夏らしい雰囲気の空模様であったが、会場松屋ボートには既に異様な魔力が充満しており、 爆発寸前の状況と、見える者が居ればわかったかもしれない・・・。
物語はここから始まる。

まか不思議なことがまもなく新利根川流域で起ころうとしているなんて、そんな気配は髪をさわるそよ風のどこにもなかった。 霞探R筆頭スタッフの丹氏は、いつもの笑顔で参加者やその他の松屋利用者アングラーに声をかけ、大いに釣り談議が盛り上がっていた。
なかにはこん棒かと思われるくらいのビッグベイトをバケツ縁に並べ、やすやすと剛竿で扱う強者もみられ、嬉々としてその釣技について語っていた。 その人々の頭上を、大きなふくろうが羽ばたいて通り過ぎたが、そこにいる人々は誰も気づかなかった。

5時半、支度を終えたメンバーが松屋サロンに集まり、今日のブリーフィングが始まった。
丹氏はいくつかの注意事項の説明を行い、霞探Rの代表者である松村氏に締めの話を求めた。松村氏と言えば、遠く琵琶湖で開催された「BATNET」優勝の記憶が新しい。 松村氏によれば状況は決して良くない、どちらかと言えば難しい状況が続いていると情報が語られた。参加者一同にピリッと緊張が走ったが、その片隅で異様な魔力を高める者が居た。 今回初参加となった「スピニングの魔術師」小嶋氏である。その漏れ出した魔力が、今朝の雰囲気を醸していたのかもしれない。

6時前、競技が開始された。
参加者が各々の戦略に従い、その舳先をのボートが上流、下流に向けていく。松村氏のボートは強力な呪文を使ったのか、スピードが他の艇より一段速い! あっという間に洲の谷原方面に消えっていった。それを追う各参加者たち。果たして結果は!?

14時、報告会が始まったが、朝の雰囲気が無い!魔力が消えている!?一体何が起こったのか?子細は小嶋氏より報告会で語られた。
簡単に言ってしまえば「魔力切れ」である。魔力のペース配分を間違ったらしく、釣っている最中に魔力切れを起こしてしまい、結果ノーフィッシュ。
報告会が始まった時には魔力切れで、シオシオの状態であったらしい。後悔の残る初戦となってしまった。

また、報告会では幻の新利根川釣果報告もあり、確かに小嶋氏から漏れ出ていた魔力の影響は出ていたらしい。

優勝は膨大な魔力を惜しみなく駆使した松村・梅里ペアが獲得。
松村氏については優勝続きであり、この翌週に行われたWBS第3戦でも準優勝しており、絶好調を維持している。今後に期待してます。

さて、報告会も進み恒例のじゃんけん大会が開始された。
ここで松屋の定食を完食し、魔力が戻った小嶋氏が意地の商品GET!
魔力の使い方がちょっと斜め上だが、次戦でスピニングの魔術師の実力発揮を期待したい。

霞ヶ浦は魔力に満ち溢れている。

いつもご協力頂く松屋ボートさん、ありがとうございました。定食美味しかったです。また利用させて頂きます。

Web担当 江頭

今大会、以下の協賛各社、協力各社にサポートいただきました。まことにありがとうございました。

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