霞探R

2025年の霞探R最終戦のWinner中村氏から、霞探R激押しロッドブランドであるNorthForkの銘竿NFX-Pro C62Lのレポートを頂いた。 これまでもNorthForkを利用してきた同氏も感動の使い心地であったことは、読んで頂ければよーくわかります!
自分も欲しい!!
これから「巻き」の釣りを考えている人には、とっても役立つレポートになっているのでは!?

No.76
NorthForkComposites NFX-Pro C62L
(Angler's Comment:中村祐一さん)

以前から気になっていたノースフォークコンポジットNFX-Pro C62Lを入手したので、実釣した感想を纏めてみました。 まずは、このロッドの見た目が好きです。余計な装飾がないシンプルな仕上げの中に遠くからでも分かるブルーのスレッドが目を引きます。
個人的に青は好きな色。

さて、今回このロッドに16アルデバランBFS、ラインはシューター・FCスナイパーBMS AZAYAKA 8ldを組み合わせてTSURIBORI水戸南へ行ってきました。 9月下旬にリニューアルした管理釣り場では連日好釣果が報告されており、インプレッションにはもってこいの環境!
まずは挨拶代わりにタイニーブリッツを選択、クセのないLパワーのブランクスのお陰でルアーウエイトが軽くてもロッドがしなり、戻るタイミングも早すぎないので軽量なルアーでもストレスなく投げられるところが好印象です。 「タイニープラッキング」と銘打つとおりクランクベイト、シャッド、ポッパーやペンシル、スピナーベイト等様々な軽量ハードルアーを快適に使えました。
また、このNFX-Pro C62Lは巻きの釣りにおいてティップがルアーの振動に合わせてしなやかに振幅するので気持ちいいリズムで巻ける、自分では結構大切にしている部分でロッドを選ぶ基準の一つにしています。

ある程度ハードルアーで楽しんだ後は日頃から出番の多いワームも使ってみました。
ハードルアーが快適な場合、ワームの操作性が良くないロッドもありますが、このロッドでネコリグ、ダウンショットを使った場合、ソフトなティップがラインを引っ張りすぎないため、ラインを張って緩めてのシェイクがいい感じです。
また、ノーシンカーでフォール中やラインテンションを抜いた時に出るアタリも捉えやすく、ジグヘッドワッキーのシェイクなど色々な釣り方が違和感なく出来たことに驚きました。 6フィート2インチのレングスが絶妙でピッチングがスパッと決まり、キャストが上手くなった感覚になります。投げていて楽しい。
今回はベイトフィネスリールを使いましたが、軽量ルアーに対応したスプール径30~34mmのリールであれば扱えるルアーの範囲を広げて、色々な釣り方を出来ると感じました。

NFX-Pro C62Lは守備範囲の広いロッドです。プレッシャーを掛けたく無い場面でのフィネスアプローチはもちろん、ポケットに入るだけのルアーを持って、1セットだけの身軽な釣りを楽しむにもぴったりな一本です。

中村祐一

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